{ "328000331_0": "「RN式の反応があった地点はここですか?」", "328000331_1": "「ああ、そのはずだ」", "328000331_2": "「緒川さんの姿は見当たりません。\\n 代わりに身元不明の男たちが倒れているばかりですね」", "328000331_3": "「……この装束、まさか忍者?」", "328000331_4": "「どうやら、そのまさかの様だな」", "328000331_5": "「息がある……峰打ちで気絶させたようです」", "328000331_6": "「緒川という男の仕業か?」", "328000331_7": "「はい、恐らく」", "328000331_8": "「まあいい。\\n ひとまずこいつらの身柄を拘束し、事情を聞くとしようか」", "328000331_9": "「そうですね……」", "328000331_10": "「ん?」", "328000331_11": "「誰か来ます」", "328000331_12": "「ああ、その様だな」", "328000331_13": "「こっちから悲鳴が聞こえたぞッ!」", "328000331_14": "「緒川の者が現れたに違いない、急げッ!」", "328000331_15": "「な、なんだ貴様らはッ!」", "328000331_16": "「あの大男は確か、二課の風鳴弦十郎だッ!」", "328000331_17": "「ど、どうするんだ?」", "328000331_18": "「構わん、やれッ!」", "328000331_19": "「アルカ・ノイズを使役するだとッ!?」", "328000331_20": "「やれやれ忍者も随分と様変わりしたものだな」", "328000331_21": "「どうしますか?」", "328000331_22": "「話し合いに応じてくれそうな様子ではなさそうだ」", "328000331_23": "「まずは丁重にお出迎えして、その後に歓談と行こうかッ!」", "328000331_24": "「承知ッ!」", "328000331_25": "「風鳴の剣の技の冴え、とくと味わえッ!」" }