{ "320000241_0": "「要石……だとぉッ!?」", "320000241_1": "「ええ、倒した敵は恐らくだけど龍脈に戻り、\\n 要石から魔物として出現していたのかもしれない」", "320000241_2": "「……今は落ち着いたけど、またいつ現れるかわからないわ」", "320000241_3": "「わかった。すぐに調査部を動かす。\\n マリアくんたちは引き続き調神社の警護に当たってくれ」", "320000241_4": "「まさかここで龍脈とは……」", "320000241_5": "「場所の照合、完了しました。\\n 敵の発見報告と要石のある神社は確かにリンクしています」", "320000241_6": "「……ですが、関東近辺以外での魔物の出現報告はありません。\\n 私たちが気づいていないだけでしょうか……?」", "320000241_7": "「確かに、地方にはカメラネットワークの足りない場所も\\n あるが……どうだろうな」", "320000241_8": "「ッ!? ちょっと待ってくださいッ!」", "320000241_9": "「どうした?」", "320000241_10": "「ここと……ここ、それにこの場所――ッ! やっぱりッ!」", "320000241_11": "「オリオン座ですッ!」", "320000241_12": "「敵が出現したのは以前、パヴァリア光明結社との戦いの時、\\n 要石を発動させた範囲内の神社なんですッ!」", "320000241_13": "「『神いずる門』として龍脈を操作された氷川神社群にだけ、\\n あの敵が現れているんですッ!」", "320000241_14": "「あの時の……だとッ!? くッ、すぐに神社本庁にも確認を\\n 取るんだッ! 龍脈の監視状況についても問い合わせろッ!」" }