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JSON
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"103500552_0": "「最後だッ! はあああああ――ッ!」",
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"103500552_1": "「……さあ、これでアルカ・ノイズは排除した」",
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"103500552_2": "「ええ、本命の尋問といきましょうか。\\n ……聞きたい事は山ほどあるし。ねえ?」",
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"103500552_3": "「……」",
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"103500552_4": "「むッ? 待て、様子がおかしいッ!」",
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"103500552_5": "「えっ……まさかッ!?」",
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"103500552_6": "「これは、毒か……?\\n 口を割るより、死を選ぶとは……」",
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"103500552_7": "「……」",
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"103500552_8": "(ローブに縫いつけられた、この紋章……)",
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"103500552_9": "「なにをしている、マリア?」",
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"103500552_10": "「なにか手掛かりになりそうなものが、無いかと思ってね」",
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"103500552_11": "「重要な情報を持っていながら死を選ぶとは思えないが……」",
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"103500552_12": "「ええ、そうね。でも、相手は確実にわたしを仕留められると\\n 思って挑んできたのよ」",
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"103500552_13": "「可能性はゼロではないわ。\\n ――っと、ほらね?」",
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"103500552_14": "「これは、メモリーチップか?」",
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"103500552_15": "「ええ、そうみたいね」",
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"103500552_16": "「流石だ、マリア。\\n それじゃ、早速端末につないで情報を――」",
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"103500552_17": "「それはやめておきましょう」",
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"103500552_18": "「……なぜだ?」",
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"103500552_19": "「重要な情報を持っていながら死を選んだってことは、\\n 情報を持っていないか、もしくは……」",
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"103500552_20": "「……抜き取られる心配がない?」",
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"103500552_21": "「そういうこと。下手にわたしたちがアクセスして、\\n 大事な情報が消えてしまったらもともこもないでしょ?」",
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"103500552_22": "「フッ、なるほど、では、餅は餅屋にまかせるとするか」",
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"103500552_23": "「ええ、そうしましょう」",
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"103500552_24": "(それにしても、やはりこれは、\\n 避けては通れない闇の深淵なのね……)"
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} |