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{
"103500421_0": "「お待たせしました、師匠ッ!」",
"103500421_1": "「これでみんな揃ったな。\\n それではエルフナインくんから説明を頼む」",
"103500421_2": "「はい」",
"103500421_3": "「装者のみなさんが今一番の懸念に思われているのは、\\n みなさんの身に降りかかった昏倒現象の原因についてでしょう」",
"103500421_4": "「ああ、その通りだ。何かわかったのか?」",
"103500421_5": "「その原因は、いわゆる『呪い』にあるかと思われます」",
"103500421_6": "「の、呪いって――マジで祟りってやつかよッ!?」",
"103500421_7": "「ヒッ! 怪談話はもう勘弁して欲しいデスッ!!」",
"103500421_8": "「……呪いって、いったいなんの」",
"103500421_9": "「ひええええッ!?」",
"103500421_10": "「呪いという言葉を使うと非科学的に聞こえますが、\\n これも一種のエネルギーのようなものと捉えるべきでしょう」",
"103500421_11": "「エネルギーって……?」",
"103500421_12": "「フォニックゲイン同様、呪いもある種の波動とみなして\\n 間違いありません」",
"103500421_13": "「歌が奇跡の力を生み出すように、呪いを乗せた念波や言葉――\\n 東洋思想でいうならば言霊が、対象に干渉し害し得るのです」",
"103500421_14": "「わたしたちが倒れたのも、その呪いの力のせい?」",
"103500421_15": "「はい。呪いの波動が、肉体に何らかの影響を与えたためと\\n 思われます」",
"103500421_16": "「みなさんが戦ったスフィンクス型の怪異、\\n これを便宜的にカースド・ファラオと呼称しますが――」",
"103500421_17": "「カースド・ファラオを倒した後に出現したという光珠は、\\n 恐らくは高密度の呪いの集積体であったと思われます」",
"103500421_18": "「それがツタンカーメンのマスクと反応したことで呪いに\\n 指向性が生まれ、ある種の哲学兵装と化したのでしょう」",
"103500421_19": "「哲学兵装って……そりゃ前に戦った人形の1体が\\n 持ってたっていう、アレか」",
"103500421_20": "「はい、翼さんが戦ったオートスコアラー、\\n ファラの持っていたソードブレイカーと同質のものですね」",
"103500421_21": "「で、あたしたちは、どういう原理で意識を失ったんだ?」",
"103500421_22": "「それを防ぐ手はあるの?」",
"103500421_23": "「残念ながら、そこまではまだわかりません……」",
"103500421_24": "「あれがどういったタイプの哲学兵装なのか\\n もう少し詳細を分析してみるので、時間をください」",
"103500421_25": "「うん、よろしくね。エルフナインちゃんッ!」",
"103500421_26": "「そういえば、あの船って今、どうなってるんデス?」",
"103500421_27": "「船の封鎖線の奥では、あの風船型の怪異、\\n 通称バル―ンが、依然徘徊しているようです」",
"103500421_28": "「被害を避けるため、船から乗員を全員退避させた上、\\n S.O.N.G.職員による24時間体制での監視を継続中です」",
"103500421_29": "「今のところ船の外に出てくる気配はないようだが……\\n こちらの対策が進むまで大きな動きがないといいのだがな」",
"103500421_30": "「あの。ひとつ、いいですか?」",
"103500421_31": "「なんでしょう?」",
"103500421_32": "「通信機が急に使えなくなった理由は?」",
"103500421_33": "「それも、呪いの持つ特定振幅の波動の干渉だと思われます」",
"103500421_34": "「ですので、おそらくこちらも呪いの波動を解析できれば、\\n 何らかの対策が打てると考えています」",
"103500421_35": "「それはありがたいデス」",
"103500421_36": "「本当ですね。これで司令がほいほい現場に出かける\\n 理由もなくなりますし」",
"103500421_37": "「そうそう。今回は、なんとか現場に任せる形で\\n 収まりましたけど、こっちはダブルで冷や汗もんですよ」",
"103500421_38": "「おいおい、勘弁してくれ。\\n 俺だって好きで出動しようと思ったわけじゃあない」",
"103500421_39": "「どうですかね?」",
"103500421_40": "「司令、現場に出てる時が一番活き活きとしてるじゃないですか」",
"103500421_41": "「お前たちなぁ……」",
"103500421_42": "「あはははははは……」",
"103500421_43": "「まあ冗談はともかくだ。\\n 状況が進展するまでそれぞれ待機していてくれ」",
"103500421_44": "「しっかし、いったい何だってんだ?\\n あの金ぴかマスクが哲学兵装」",
"103500421_45": "「ソードブレイカーは、剣を壊すもの――\\n なら、ツタンカーメンのマスクは……」",
"103500421_46": "「そもそもツタンカーメンって誰デス?\\n エジプトの王様ってことくらいなら知ってるデスけど」",
"103500421_47": "「わたしも、切歌ちゃんと似た様なものかな」",
"103500421_48": "「うーん……」",
"103500421_49": "「まあその辺はあたしらが考えても始まらねぇ。\\n とりあえず訓練でもするか」",
"103500421_50": "「あ、うん。そうだね……」"
}